パタゴニア フリース R1は何かと便利で快適です

パタゴニアのフリースが好きです。

その中でも特にR1素材が大好きです。

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何がそんなに好きかというと、抜群の使い勝手の良さ。

寒い時には適度に保温してくれる一方、多少気温が上がった場合も汗がこもらず快適です。

最近はナノエア等に代表される行動中も着れる化繊ウェア(アクティブインサレーション)が色々と出てきて、フリースは少し影が薄くなった感はあります。

しかし、アウトドアにおいてフリースはまだまだ使えます。

今回はディーアイが愛するパタゴニアのフリース・R1について書いていきます。

 

 

Patagonia R1は何かと便利で快適

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R1素材のフリースがお気に入り。

R1ジャケットとR1フーディ2つ所有しています。

 

パタゴニアのフリースについて

パタゴニアのフリースは色々とラインナップがあります。

まず大きく分けると、普段着にも使えるカジュアルフリースと、登山などのアクティビティに対応したテクニカルフリースとがあります。

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普段着に最適なパタゴニアのカジュアルフリース、レトロXシリーズ。

 

一方のテクニカルウェアに分類されているフリースシリーズは、

R1、R2、R3、R4と使用されている素材ごとにナンバーが分けられており、数字が大きくなるにつれ保温性が高くなっています(R4除く)。

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R1シリーズ

薄く軽量。ポーラテック・パワー・グリッドという素材が使われており、吸汗性能に優れています。汗をかいてもすぐ乾き、行動中にも積極的に着ていけます。

 

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R2シリーズ

長めの毛足が特徴的なフリース。ポーラテック・サーマルプロという素材が使われており、保温性が高いです。通気性も高いので、意外と使用できる温度範囲は広く便利。

 

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R3シリーズ

こちらはR2よりも更に毛足が長く、より保温性の高いフリースです。冬でも場合によっては行動中は暑いぐらいに保温力があるらしいです。

 

R4シリーズ(2018.4.12現在では公式HPには載っていなかったです)

R4は防風素材を使ったフリースです。フリースのメリットは通気性がいいことですが、逆にデメリットは『風が吹くと寒い』ということになります。R4は防風素材を使っているのでフリースの弱点である防風性をカバーしています。

 

フリースは時代遅れ?

近年は『通気性を持った中綿の化繊ウェア』なるものが登場し(パタゴニアのナノパフジャケットなど)、行動中も積極的に着ていける保温着が次々と登場しています。

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濡れに弱いというダウンの弱点を克服し、フリースよりも高い保温性を持ち、汗をこもらせない通気性があり、軽くてコンパクトに収納可能…と、良いこと尽くめ。

こういったアクティブインサレーションの登場により、フリースの存在感は以前よりも少し薄くなった感があります。

フリースは時代遅れ!なんて言われ方も…。

 

いやいや、それでもまだフリースを積極的に選んでいく理由はありますよ。

 

フリースの良い点:耐久性

フリースの良い点、それはディーアイに言わせるとタフなところ。

通気性のある保温着(アクティブインサレーション)はだいたいお値段が高いです。そして表生地はナイロン。

ナイロンは引っ張り強度は強いのですが、薄いナイロンだと摩擦には弱かったりします。

高性能だけどウン万円するペラペラの薄いナイロンのウェアを着て、岩に服をゴリゴリ擦りながらの登攀はさすがに気が引けるじゃありませんか。

化繊ウェア以外の保温着だとダウンジャケットがありますが、ダウンの場合、穴が開くと羽が飛び出してきます。岩登りには確実に不向きです。

その点フリースだと、岩に多少当たっても素材が柔らかいので上手くしなって摩擦力を逃がしてくれます。ハードに擦れば縫い目の辺りや表面は多少毛羽立つけれども、意外と岩登りには強かったりします。

フリースは多少穴が開いても大丈夫です。元々通気性のある素材だし、いいじゃないですか。ダウンは穴が開くと羽が飛び出るので大変です。

 

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クライミング中にフォールした(落ちた)時に、腕が岩に当たって破れたフーディニ・ジャケット。

最近のナイロン製ウェアは軽くて良いのですが、激しく岩と擦れた場合には穴が開きやすいです。

ナノエアライトフーディ(お高いやつ)なんて、岩で擦れて穴が開いたら嫌なので、クライミングする時、絶対に外側には着ていきたくありませんね。

 

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R1ジャケットを着てのクライミング。

結晶の粗い花崗岩にゴリゴリ擦れていますが、気にしません。

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少し穴は開いていますが、実用上問題なし。

色々ハードに使用していますが、今のところ明らかなダメージはこれぐらい。

 

汚れたら洗濯機にブチ込んで、洗剤と一緒にガンガン回してやれば汚れも取れてクリーンです。

 

R1フリースはオールシーズン活躍

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多少肌寒い時には、R1ジャケットをTシャツの上から着ることで適度な保温性を得ることができます。

通気性が高いので、オーバーヒートしにくく、着脱の回数を減らすことができます。

多少汗をかいてもすぐに抜けていきます。

 

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8月の北アルプスのバリエーションルートにて。

夏でも3000mクラスの稜線上は結構涼しかったり寒かったりすることがあるので、一枚羽織るものがあると快適です。

ナノエアとかのアクティブ系インサレーションは、保温性が高いのはいいのですが夏の行動着としては暑すぎるとのこと(所有者談)。

 

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冬山ではアウタージャケット(ゴアテックス等)の下に着ることで、保温性を発揮。

R1素材は通気性があって、風が強い時にアウターで着ると寒かったりしますが、防風性のあるジャケットの下に着るとそこそこの保温力があります。

『そこそこの保温力』というのが重要で、冬山で汗をかいてしまうと、それが汗冷えになり、ひいては低体温や凍傷のリスクに繋がってしまいます。

暑くて汗をかき過ぎない程度の保温性というのが、冬山での快適・安全登山に繋がっていきます。

 

まとめ

ナノエアに代表されるアクティブインサレーションの登場により、以前よりも影が薄くなった感のあるフリースですが、まだ積極的に選択していく理由はあります。

ことにパタゴニアR1フリース(ジャケットやフーディ)は、オールシーズン使用可能で、結構タフで、何かと使い勝手がよくて気に入っています。

 

最近の登山ウェアは軽量化が流行っていて、値段が高いヤツに限って生地が薄かったりします。

ちょっと枝に引っ掛けたり岩に擦れたりしただけで穴が開くようなウン万円のウェアは、果たして実用的なのでしょうか?

 

パタゴニアのR1ジャケット/フーディはそれなりの値段はしますが、岩にガリガリ擦っても結構平気ですし、多少穴が開いても性能的には問題なし。岩場でも雪山でもアルプスの稜線でも使えますし、用途が広いです。

ちょっとボロくなってきた我がR1ジャケットも、まだまだ現役で頑張ってもらいます。