ステーキ、焼肉…肉料理に心ときめく人は多いのではないでしょうか。
特に運動の後、猛烈に腹が減った状態で食う肉は至福のひと時です。
山の頂で、絶景を見ながら食べる肉は本当に格別ですね。
さて、ここからが本題。
山の上で最高の肉を食べようと考えている人が、しばしば抱える問題があります。
それは、山では【ステーキ】【焼肉】どちらを食べるべきかという深刻な悩みです。
今回は多くの登山者が抱える悩みについて、ディーアイが出した結論を書いていきたいと思います。
登山ではステーキよりも焼肉がおすすめな理由 【ヨコザワテッパン】
登山で肉を焼くのに必須アイテム
ヨコザワテッパン
ヨコザワテッパンはB5サイズのコンパクト設計。
アウトドア用ガスバーナー対応で、簡単に肉を焼くことができます。
ステーキと焼肉、どちらにすべきかという疑問
鉄板を使って肉を焼くといっても、ステーキにするか焼肉にするかは非常に悩ましいところであります。
悩ましいところではありますが、ここではステーキよりも焼肉をおすすめさせてもらいます。
その理由を以下に述べていきます。
ステーキを山で焼くことの問題点
以前八ヶ岳の編笠山山頂でステーキを焼いて食べました。
肉は美味しかったですが、山でステーキを焼くことについての問題点も見つかったので、この場で報告させていただきます。
美味しいステーキを食べるために自宅で下準備を行いました。
下処理が終わったステーキ肉をジップロックに入れ、更に保冷袋に入れて山に持って行きます。
編笠山山頂に到着。さっそく南アルプスを眺めながらステーキ肉を焼きます。
この日は昼から雨予報だったので、暗いうちから観音平駐車場を発ち、朝からステーキを食べることにしました。
編笠山の山頂は基本的に風除けになる場所はありません。
この日は風速8m/s程度の予報で、常に風のある状態でした。
朝なので気温も低めで、10℃前後だったと思います。
フリースと防風性ジャケットを羽織っても、じっとしていると冷えてくるような条件でした。
冷たい風が一定の方向から常に吹いている状況…
ステーキ肉の風の当たる部分には、なかなか火が通ってくれませんでした。
気温が低く風が強い山では、ステーキにどうしても焼きムラが出てきてしまうということが分かりました。
朝の6:30ごろだというのに、約300gのステーキ焼けました。
一応美味しくいただけましたが、生焼けの部分は残し、後で焼き直して食べるという、釈然としない結果に…
更に、風&低い気温のお陰で、アツアツに焼きあがったステーキもすぐに冷めてしまいました。
山ではやっぱり焼肉
山頂での焼肉を富士山の山頂で行いました。
肉は冷凍したものをジップロックに入れておくと、山頂に着くころには良い感じに解けています。
この日は大変風が強く、更に鉄板の手入れも悪かったために肉がこびりついてしまい、なかなか大変でしたが…
それでも、焼肉の持つポテンシャルに気づくことができました。
日を改めて…
今度は晴れた北アルプス・白馬岳の山頂で豚トロを焼いてみました。
続いて、奮発して買った国産牛肉も投入。
白馬山頂×鉄板料理×信州和牛
美味くないはずがないです。
★焼肉の場合、風が多少強くても、ステーキと比べると肉が薄いので焼きムラができにくいです。
★ステーキの場合だと食べている途中に肉が冷めてしまいましたが、焼肉はアツアツのうちに、ポイッと口の中に入れて食べることができます。
★牛肉、豚肉など、色々な種類の肉を組み合わせて持っていけば、途中で飽きにくいです。
★ステーキ肉は大きいので鉄板の大部分を占拠してしまいますが、焼肉の場合に野菜なども一緒に焼くことができます。
ステーキと焼肉、どちらも大好きですが、登山で、山頂で食べる場合では焼肉にする方がメリットは大きいという結論です。
勿論、これは個人的な意見ですので、山で焼くステーキを全否定しているわけではありません。最終的には各々の判断のもと、最高の肉を食べていただけるのが一番だと思っています。
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