【オリンパス】 12-100mm F4 IS PROレビュー 【登山で使用】

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オリンパスのマイクロフォーサーズマウント用レンズ、M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PRO。何回か登山で使ってみたので、その感想など。

 

OLYMPUS マイクロフォーサーズ用レンズレビュー M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PRO

 

こちらは当レンズを買って間もない頃に書いた記事

 

レンズのスペック

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★M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROのスペック★

メーカー:オリンパス

対応マウント:マイクロフォーサーズマウント

焦点距離:12-100mm(35mm換算24-200mm)

開放口径比:F4(ズーム全域)

最大撮影倍率:ワイド端0.3(35mm換算0.6倍)、テレ端0.21倍(35mm換算0.42倍)

フィルター経:72mm

大きさ:77.5(経)×116.5mm(全長)

重量:561g

価格:131,850円(2018年9月25日 Amazon.jp価格)

★防塵防滴設計

★レンズ内手ブレ補正あり。対応ボディで、最大6.5段分(OM-D E-M1 firmware ver.4.0、 E-M5 Mark II firmware ver2.0以降のボディ)

 

便利なズーム倍率

OLYMPUS M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PRO、主に登山で使用しています。

このレンズの大きな魅力が、12-100mm(35mm換算24-200mm)という高いズーム倍率。多くのシーンが、このレンズ1本で(レンズ交換なしに)カバーできてしまいます。

【以下に、同じ場所から撮った2枚の作例】

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広角端12mm(35mm換算24mm)

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望遠端100mm(35mm換算200mm)

1本のレンズでこれだけの倍率で撮れてしまうのが便利

12-100mm F4 PROは(マイクロフォーサーズマウント用としては)決して軽いレンズではありませんが(561g)、この高いズーム倍率のいかげで、持っていくレンズの本数を減らすことができます。そのため、トータルで装備の軽量化を図ることが可能です。

登山では、軽量化も大事です。体力的な余裕は安全面を高めますし、写真を撮ろうというモチベーションも保てます。疲れていると「写真とかどうでもええわ」という気分になることがあるので(結構ホント)。

 

1本のズームレンズでカバーできる範囲が広いということは、レンズ交換の手間も減らせます。

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広角レンズとして使用

 

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望遠レンズとして使用

誰かと一緒に登山している時、その仲間がカメラにあまり興味なかったりすると「レンズ交換なんかやらずにさっさと登れ」みたいな冷たい目線を浴びることもあります。奥さんや仲間と一緒に登るときには、(相手があまり写真に関心がない場合は特に)スピーディーに動ける撮影機材が大事だったりします。

高倍率のズームレンズと言うと、たいてい画質が犠牲になったりしているのですが、M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PROは画質の方も素晴らしいです。

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槍ヶ岳の穂先と登山者のアップ

クリアに、シャープに写ります。さすがに開放だと周辺の四隅はチョット甘いですが、それでも開放から普通に使いたいと思えるような画質ですね。


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アウトドアフィールドでは、場所によっては結構ホコリぽかったりすることも多いです。頻繁なレンズ交換は、カメラのセンサー部分に汚れがついてしまう可能性を高めます。

 

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ミラーレスカメラでは、レンズを外すとセンサーがむき出しの状態になるので、レンズ交換時にはホコリなどが入り込まないように注意です。

12-100mm(35mm換算24-200mm)をカバーできるM.ZUIKO 12-100mm F4 IS PROの高いズーム倍率は、レンズ交換の頻度を減らせるので、センサーに優しいカメラとも言えます。

 

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下山後飯の撮影にも

M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PROには強力な手ブレ補正機能が搭載されているので、下山後の食事を撮るのにもピッタリです。

疲れて腕がプルプルしている場合でも、薄暗い店内でも、強力な手ブレ補正機能がバチッとシャープな画像を提供してくれます。

 

マクロ的な使い方も可

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簡易マクロ(広角マクロ)的な使い方も可

山には圧倒的なランドスケープ(景観)の他にも、キノコや花など魅力的な被写体も多いです。簡易マクロ的に使えるのも便利。

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被写体に最大でこれぐらい寄れます

 

高い耐候性

M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PROの魅力のひとつは、高い耐候性(防塵防滴)にあります。

アウトドアフィールドでは、ホコリも舞えば、雨も振り、時には降雪だってあります。そんな過酷な環境で安心して使える高い耐候性を持つのが当レンズ。

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高い耐水性

耐水性に高い信頼性を置いているので、自宅でシャワーをかけてみました。これだけやっても大丈夫なのが、オリンパスのPROレンズの凄いところ。

※防塵防滴機能を持つボディとセットで使用する必要あり。

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壊したら自腹修理です

今まで何度か過酷な環境で使用してきても大丈夫だったので、自宅でシャワーをかけてるところを撮影するのに、なんの問題もありません。
防水性を保証するわけではないので、やりたい方は自己責任でお願いしますね、念のため。

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濡れてもタオルで拭けばノープロブレム

 

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雪山でも使用しています

 

まとめ

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12-100mm(35mm換算24-200mm)をカバーしてくれる高倍率のズームレンズであるM.ZUIKO 12-100mm F4 IS PRO。レンズ交換の手間を減らしてくれる当レンズは、トータルでの装備の軽量化に貢献してくれます。

画質の方も妥協なく、開放からでも普通に使えます。とりあえずコレ使っときゃ間違いねぇといった感じ。

防塵防滴機能も素晴らしく、同じく防塵防滴のボディと合わせれば、多少の濡れも気にせずガンガン使えるのも嬉しいところ。他のカメラだと「濡れしまうから…」と躊躇してしまうような場所でも使え、撮影可能な場面が広がります。

さすがのオリンパスPROクオリティ。

弱点は、F4通しでチョット暗いことですが、手ぶれ補正も強力なので暗い場所でも問題なく撮影可能(星空撮影には向きませんが)。

マイクロフォーサーズのレンズとしては重めですが、それでも防塵防滴機能、高いズーム倍率、高画質を考慮にいれれば十分高い機動性を持ったレンズと言えるでしょう。

山で使うのに適したレンズだと思います。

 

作例

ここで、OLYMPUIS M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PROで撮った作例をいくつか載せていきたいと思います。

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OLYMPUS M.ZUIKO 12-100mm F4 IS USM

 

防塵防滴機構を持つオリンパスのカメラボディ

 

 

 

保護フィルター

 

 

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