テントを使ってキャンプをする際、必要なものが色々とあるのでどうしても荷物が多くなってしまいます。
今回の記事では、テント泊をする際にあると何かと便利な小物たちをご紹介していきたいと思います。
テーマは、『軽くて嵩張りにくく、持って行くと便利なもの』です。
テント泊におすすめする便利なアイテムを紹介
プラティパス2L
水汲みに便利。軽量で場所をとらないので、とりあえず荷物に入れていけます。
水場が近くにあっても、夜や早朝に水汲みに行くのは意外と面倒。あらかじめ大量に汲んでおけばあとが楽です。
500mLや1Lサイズもありますが、もともと軽い製品なので、水汲みの回数が減らせる2Lの大きめサイズがおすすめです。
中の清掃が大変なので、スポーツドリンクを溶かしたりするのは個人的には避けています。自分の用途では真水専用。
寒い日のテント泊には、中にお湯を入れておけば湯たんぽ代わりにもなります。湯が冷めたら翌日の飲料水になります。
水が余って使い切れなくても、外にザバっと捨てればOKです。
Fozzils(フォッジルズ)の食器
軽量折りたたみ式のプラ食器。
展開すると完全フラットになり場所を取りません。ザックの片隅に入れておくことが可能。
折りたたみ式ですが漏水の心配はなさそうな材質。
山でちょっとしたつまみを作った時なんかに、入れ物が欲しい時があるのですが、そういう場合に役立ちます。
フラットにすればまな板代わりにも使えて、意外と便利です。
欠点は食欲を削ぐ色と、ちょっと安っぽいデザイン。
チタン製シエラカップ
コップのように使用したり、料理の取り皿にしたりと、計量カップ代わりに使ったりと、マルチに活躍。
直接火にかけることも可能で、寒い時期にはホット梅酒を作ったりしています。
雪上キャンプでは、大きめのシエラカップは雪をすくうスコップ代わりにも使えたりします。
コッヘルなどの調理器具は均等に熱が通るアルミクッカー派ですが、シエラカップは軽量で重荷にならないチタン製がおすすめです。
ビクトリノックス・クライマー
ディーアイが愛用しているのはクライマー(旧称トラベラー)というモデルです。
ナイフだけでなく、ハサミ機能があった方が何かと便利だと思います。
もっと多機能な製品や大型ブレード付きのものもありますが、大きく多機能になれば当然重くなります。
このモデルは軽量さ(81g)と機能性のバランスがいいと思います。
5年以上使っていますが、下に使用した機能たちを書き出してみました。
ナイフ…よく使う
小型ナイフ…たまに使う
ハサミ…よく使う
栓抜き…時々使う
缶切り…過去1回だけ使用
ピンセット…2~3回使用
コルク栓抜き…1~2回使用
他マイナスドライバーやフックなどの機能が付いていますが、自分は未使用です。
シリコン製ジョウゴ
セブンイレブンの生活用品コーナーで、100円で購入。
100均で同じような製品を見たことがあります。
冬山では雪を溶かして飲料水を作るのですが、水を入れておくプラティパスの口が小さいので、そのまま水を注ごうとするとこぼれてしまいます。
水がこぼれないようにするために、ジョウゴは活躍します。
シリコン製で軽く、折りたたみ可能でコンパクトなので気に入っています。
BCAAを回数分の小袋に分ける時にも使っています。
茶こし
雪山でのテント泊時に使用。
雪山では飲料水を確保するのに雪を溶かして水にするのですが、雪を溶かすとどうしても細かな木の枝や、葉っぱなど不純物が混入してしまいます。
そういった不純物を濾過するために茶こしは役に立ちます。上に紹介したジョウゴと重ねて使用します。
茶こしの代わりに、コーヒーフィルターをジョウゴにはめて使ってみるのもいいかもしれません。
ジップロック
・食料品などを小分けにする
・スマホ・携帯電話などの電子機器の防水
・財布代わりにしてお金を入れる
・ゴミ袋代わり
等々、他にもマルチに使える山での万能アイテム。
食べ物を入れておいて、食べ終わったらゴミ袋として使用可能。ゴミを入れた後は潰して空気を抜いてジップを閉めれば、嵩張るゴミも圧縮してコンパクトにまとめられます。
その辺に売っている財布は意外と重くて、無駄に嵩張ることも大きいので、山での超軽量財布としてもジップロックは活躍します。
用途に応じてS、M、Lサイズを使い分けるのがgoodです。
長期縦走の際には食料をジップロックに入れ、種類ごとに分けていました。
キッチンペーパー
食べ終わった食器の清掃に。ちょっと水分を含ませてぬぐってやれば、ティッシュよりも効果的に汚れを落とすことができます。
ラーメンを作った後のクッカーで、コーヒー用のお湯を沸かしたい時など、汚れをしっかり落としてやればお湯への臭い移りが軽減できます。
何枚かを折りたたんでジップロックに入れ、携帯しています。
ファイアスターター
ガスバーナーに点火する際に使用しています。
ライターと違ってガス切れを起さないし、マッチと違って濡れても使えるので、どんな状況でも点火できるという安心感があります。
以前に使っていたプリ○スのガスバーナーのイグナイター(点火装置)が、高所や寒い場所ではほぼ機能しなくなっていたので頻用していました。
現在使っているSOTOのバーナーのイグナイターは、寒くても高所でも、結構問題なく点火できるので、最近は使用頻度が下がりましたが…。
行く場所(宿泊地)や季節などによって、上で紹介した小物類は全て持っていったり、いくつかは持って行かなかったりします。
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