数年間にわたって、登山やクライミングで使用している愛用のカメラ
Canon EOS 6Dについて記事にしてみました。
山で使う一眼レフカメラ、EOS 6D
フルサイズへの憧れ
山でフルサイズの一眼レフカメラを使いたい!
その憧れを、ずっと抱いていました。
CanonのEOS 6D、発表されたその時にビビっときました。まさに、これは自分が求めていたカメラだと。
その前は同じくCanonのAPS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラを使っていたんですが、フルサイズセンサーなら、同じ景色でももっと素晴らしい画質で撮れるんだろうなぁという思いを常に抱いていました。
しかし、フルサイズ機購入を思いとどまらせるものとして、
高い でかい 重い
という3つの点がどうしても気になり、購入に踏み切れないでいました。
EOS 6Dが発表された時ににビビっときた理由は、
(フルサイズの割には)安い、小さい、軽いという自分の理想を叶えるスペック&価格だったからです。
重さは本体だけで755gだそうです。今はもっと軽いカメラはたくさんありますが、フルサイズ一眼レフのボディではかなり軽量です。
小さくて軽いというのは、登山で使う上では重要です。
機材が軽くなればフットワークは軽くなり、行動範囲が広がります。
小さければ、その分他の荷物をザックに詰め込めるスペースを確保できます。
軽くなった分、長い距離を歩いてもよし、ビールを1本多く持っていってもよし。
購入から数年使用してみて
発売後、値段がこなれてきた頃に購入。それからほぼ全ての山行に持っていっています。自分の登山になくてはならない、山の相棒です。
自分が使っている6Dの写真。
何年も、時には苛酷な環境にさらされる山の中で使い続けてきたので見た目はボロボロです。別にボロボロでも画質に影響しないなら気にしていません。
裏の液晶は割れていますが問題なし。割れた後、割れ目から水分の浸入を防ぐ目的で液晶保護フィルムを張りましたが、剥がれてきてしまったので、今は100均で買った荷造り用とかで使う透明テープを張っています。安いし。剥がれたらまた貼ればいいだけです。
岩場などに直置きして自撮りなどを行ったために、底面はかなりハゲています。マグネシウム合金とプラスチックの箇所がよくわかりますね。シリアルナンバーは完全に消えてしまいました。
細かい傷もたくさん。
この6Dの凄いところは、時には滝の水しぶきを浴び、砂埃に晒され、雪まみれになり・・・そんな使い方を数年間されてきたのに全くのノートラブルなことです。
せっかく山奥まで重いカメラを持っていっても、マシントラブルで使えず・・・というようなことになってしまったらカメラはムダな重りになってしまいます。考えただけでも悲しいですね。
機材の信頼性・・・厳しい自然環境の中で撮影に集中できるということの、なんとありがたいことか!
よく言われる欠点としては、AFが弱い・・・というところでしょうか。11ポイント、中央のみクロスセンサー。APS-Cのエントリー機種並ですね。10万超えのフルサイズ機としては少し物足りないところかもしれません。
が、どうせ自分は動き物撮らないし、山では野生動物を狙うとかしない限りはよっぽど重要ではない性能! ショボイAFでも、その分安くしてくれるのならこちらとしては嬉しい!
これからも、ブッ壊れるまで6Dを使い続ける気でいます。
Canon EOS 6Dで撮った写真
2013.10.1 紅葉の北アルプス 南岳より
2014.3.14 中央アルプス 三ノ沢岳より木曽駒~宝剣
山行記録⇒中央アルプス 独標尾根より三ノ沢岳
2016.2.4 北アルプス 明神5峰
山行記録⇒厳冬期の北アルプス 明神岳5峰【後編】
2017.7.28 王滝川水系 鈴ヶ沢
2017.8.20 小川山 セレクション
EOS 6D Mark II
Canon EOS 6Dは2012年11月30日に発売したカメラです。
2017年8月4日には、6Dの後継機種であるEOS 6D Mark IIが発売されました。
旧モデルと比較し2020万⇒2620万画素と画素数の向上、オールクロス45点AFセンサー、バリアングル液晶搭載など、様々な点でパワーアップしているようです。
今買うなら当然こちらですね。正直欲しい…ですが、今の6Dが壊れるまで使い続ける予定です。
写真・カメラの関連記事