私の足は臭いです。
足の臭い私が履いた後の靴は臭いです。
そんな足の臭い私が履いた後の臭い靴を消臭する最終兵器こそが、これからご紹介する『グランズレメディ』です。
グランズレメディ【靴の最終消臭兵器】
Made in New Zealandのグランズレメディ。
はじめに
先程も申し上げた通り、私の足は臭いです。
そして、そんな私が履いた靴は、当然ながら臭くなります。
数日間の縦走登山を終えて、数日間履き続けた靴を車に積み込んだりすると、帰りの運転中、強烈な異臭が車の中に充満しています。
臭いに耐えかねてファブリーズをシュッシュとかけたこともありますが、あれは私の足臭に対してはほぼ無力でした。
靴を履いた時に足が蒸れないようにする方法が無いように、靴は当然臭くなるものだと思っていましたが、何かのきっかけでふと存在を知ったのがグランズレメディ。
「ほんとに効果あるんかいな?」とちょっと半信半疑になりながらも、レビューで「臭いがなくなった!」と異口同音に書いてあったので、(消臭剤にしてはちょっと値段が高かったですが)足臭から開放されるために買ってみました。
結論から申し上げますと、本当に靴の臭さがほとんどなくなりました。
凄いぜ、グランズレメディ。
この白い粉を靴の中に入れることで、靴の臭いが抑えられます。
私はグランズレメディを登山靴、アプローチシューズ、クライミングシューズなどに使用しています。
登山靴に
雨や渡渉時など、濡れから足を守ってくれるゴアテックスが、大抵の登山靴に使われています。
ゴアテックス、透湿性皆無のゴムやビニールと比べたら天と地ほどの差がありますが、やっぱり蒸れます。
「ゴアテックスは蒸れずに快適」とかはマジで大嘘。蒸れる時には蒸れます。大汗をかいた時なんて、ゴアの透湿性では全然追いつかず、靴の中は蒸れ蒸れです。
そんな蒸れ蒸れ状態の靴を、何時間も、場合によっては何日も履き続けることで、靴は段々と異臭製造兵器と化していくのです。
アプローチシューズに
クライミングのアプローチなどに履くアプローチシューズ。何年も使っているので、汗をしっかり吸い込んでいます。
この靴はゴアテックスなどの防水素材は不使用。ゴアテックスが無いと、履いていて蒸れにくいのですが、逆に朝露などに濡れた木々をかき分けて歩くと、容赦なく水分が靴の中に染み込んできます。
加えて小川山とかだと、沢を渡って対岸にある岩場へ向かうこともあるのですが、たまに失敗して沢の中にドボンして、靴の中まで濡れてしまうことがあります。
しっとりと中まで濡れてしまった靴は、臭いを生み出す細菌の繁殖に適した環境です。当然ながら、この靴も臭いです。
クライミングシューズに
クライミングシューズも臭いです。緊張感を伴うクライミング中では、知らず知らずのうちに、足にジワジワと汗をかいてしまいます。登り終えてシューズを脱ぐと、ムワっと汗をかいているのを感じます。
クライミングを始めた初期の頃は素足派でしたが、シューズが臭くなっていくのが嫌だったので靴下派に転向。素足で履いていた時期よりもシューズの臭いはマシになったような気がしますが、それでも臭いものは臭いのです。
水を使ってジャブジャブ洗うようなものでもないので、何回もリソールして大切に使ってきた愛着のあるシューズほど、臭いは強烈。
グランズレメディの使い方
付属のスプーン軽く1杯分を靴の中に投入。
グランズレメディの白い粉が靴の中で均等に広がるように、靴同士をトントンとぶつけて粉を靴内に行き渡らせます。
登山靴にはインソールが入っています。靴本体が臭い場合と、インソールが臭い場合とあるので(両方臭い場合がほとんどか…)。私は靴とインソール、それぞれにグランズレメディをふりかけています。
粉をふりかけた瞬間から消臭!…というわけではなく、グランズレメディは靴の臭いの原因となるバクテリアを殺菌することで効果を発揮するようです。1回目の使用ではあまり効果を感じないことも多いですが、靴を履くごとに(履いた後に)使用することで、徐々に靴の臭いが無くなっていくのを感じます。
公式サイトでは、「1日1回7日間使用することで消臭効果が発揮され、6ヶ月持続する」とあります。
「臭いが一度こびりついていたらもうどうしようもない…」と昔は半ば諦めていましたが、グランズレメディを使用することで、臭いはかなり抑えられるようになりました。
私のように足の臭さに悩んでいる方に是非オススメしたいです。
※クライミングシューズのリソール時、大量の消臭粉(恐らくグランズレメディ)が付着しているとリソールを断られる事があるらしいので注意です。→VAC RESOLE
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