スイス旅行から帰国の前日、初めて観光したジュネーヴ市内で食べたのはレバノン料理でした。
Parfums de Beyrouthという名前のお店で、「安くてうまい」と、ジュネーヴでは結構評判の良いところらしいです。
ジュネーヴに行って食事の選択肢に迷った場合、レバノン料理という選択はいかがでしょうか?
【Parfums de Beyrouth】ジュネーヴのレバノン料理レストラン
場所は、ジュネーヴの中央駅(コルナヴァン駅)から歩いて10分ほど。
Parfums de Beyrouthは、フランス語で「ベイルート(レバノンの首都)の香り」という意味らしいです。
ジュネーヴではもともと、旅の終わりにスイス料理のチーズフォンデュを食べようという話を妻としていました。
スイスは物価が高いので、2人で夕食を食べた場合、大衆的な店であっても50CHF(約6000円)超えたりすることもあります。路銀も底を尽きかけてきたので、店選びは結構慎重にならざるを得ません。
ネットで「安くて美味しいレストラン」を検索したら、そこで今回紹介するお店であるParfumes de Beyrouthが引っかかったので気になり、足を運ぶことになった次第です。
海外旅行でよくお世話になっているサイト「トリップアドバイザー」のお墨付きです。
店内へ
一皿料理が17CHFで、コーラなどの飲み物が3CHF。料理とドリンクで、一人あたり20CHFで計算できるので、予算を考える時に楽チン。
基本的に無料の飲料水はなく、料理と一緒にドリンク(コーラやミネラルウォーターなど)を頼むのが一般的なようです。
オシャレなスイスをイメージすると、店内はちょっと中東チックでインスタ映えはしませんが、異国情緒あってこれはこれで嫌いではなかったり。
到着したのはやや早めの時間だったので、席はそこそこ空いていましたが、料理を待っている間にどんどんお客さんが訪れていました。評判通り人気のお店のようです。
私が注文したのは、レバノン料理の盛り合わせといった名前の一皿料理。17CHF。
香辛料で味付けされた羊肉、鶏肉、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケのようなもの)、ケフタ(ハンバーグみたいなの)。それにサラダとフンムス(ひよこ豆とタヒーニのペーストらしい)。
ラム、チキン共に、肉は中東独特の香辛料が効いていて美味い!ケバブをよく食べる人は、絶対好きな味です。
ひよこ豆のコロッケも、日本ではあまり食べたことのないような味で表現が難しいのですが、そこまで癖がなく美味しいと思いました。
個人的に気に入ったハンバーグで、濃いめの香辛料がガツンと入っていて、ビールのお供にはきっと最高だと思いました。
妻が注文したのはカブサという肉の乗った炊き込みご飯。肉は、チキンかラムカ選択できます。17CHF。
ラム肉は独特の臭みはありましたが、風味豊かな香辛料とラム肉の独特の風味がいい具合にマッチしており、とても美味。米はサフランライスで、日本では馴染みの薄いパサパサの長細いものですが、この調理法には相性が良いです。サフランライスの味付けはそのまま食べるとやや薄めに感じましたが、濃い味付けの肉と一緒に口に入れると、良い感じの調和が口の中に広がって幸せになれます。
肉自体は味付けが濃くて存在感のある味なのですが、付属のサラダがいい感じに癖を和らげてくれるので、どんどん食べ進められます。
はじめてのレバノン料理、食べてみるまでは「癖が強いのではないか」とか、口にあうのか不安でしたが、このレストランを選んで良かったと、大満足でした。
会計は2人で40CHFちょうど。日本円にして、約4800円…。
これでも安い方なんです、スイスでは。
妻と「スイスに来たからチーズフォンデュ食べたいね」と話していたのですが、結局このレバノン料理を食べてしまったので、本場のチーズフォンデュは次回へお預けという形になってしまいましたとさ。(何年後になることやら…)
レバノン料理は健康に良い?
スイス・ジュネーヴのレバノン料理レストラン・Parfums de Beyrouthの料理が美味しかったので、その後レバノン料理について調べてみました。
レバノン料理は、スパイス控えめでそれほど辛くなく、野菜を多く使うのでヘルシーと紹介されていました。(女性にもおすすめ!らしいです)
これをコーラと一緒にガツガツ食っていた自分としては、レバノン料理=ヘルシーはちょっと納得いかないような…
これはまるで、外国人が「日本料理はヘルシーだね!HAHAHA」と、天ぷらとかをガツガツ食っているようなものを彷彿させる、レバノン料理=ヘルシーの構図。
ま、美味いからいいか。ヘルシーでも、そうでなくとも。
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