なぜこのカメラを買ったかをダラダラと書いているやる気のない記事です。センサー性能がどうだとか、オートフォーカスとか機能がどうのこうのみたいなのは世の中に沢山あるレビュー記事を参考にしてください。
オリンパスのOM-D E-M1 Mark3を中古で買いました。
それまで使っていたマイクロフォーサーズのボディはOM-D E-M5 Mark2です。
小型軽量で、沢登りでも安心して使える耐水性も高く気に入って使ってはいましたが、2022年8月に行った穂高滝谷クライミングで突然ブッ壊れてしまいました。しかもブッ壊れたのは滝谷ではなくアプローチの途中というね…。
★滝谷クライミングの記事。登攀シーンの写真はスマホ撮影。
壊れたE-M5 Mark2の症状はと言うと、電源がOFFにできなくなってしまったみたいな状態でした。一応動くんだけど、常に電源入りっぱなし。オートパワーオフされた後は、バッテリーを抜き差ししないと再起動できなくなるみたいな感じでまともに使う気が失せるような感じ。
電源まわりを修理すれば使えると思うんですが、液晶が割れててヒビ入ってたりしたので、修理に出すとアレコレ総額それなりの金額になりそうだったので、新型を買おうかと考えました。
で、次に買い替える候補だったのがOM SYSTEMのOM-5(当時は発表されていなかった)。OM-D E-M5 Mark2の進化版だから置き換えにはちょうどいいかと思っていました。発表をワクワクしながら待っていました。
しかし、発表されたOM-5を見ても、いまいち魅力を感じず。E-M5 Mark2の後継機E-M5 Mark3とそんなに変わらないし何ならそっちに行ったほうがコスパ高くない? みたいな感じ。
E-M5 Mark3の方も、UBS-Cでの給電できないし、バッテリーも貧弱そうだし、どうも食指が動かず。Mark2より軽くなったのはいいけど、どうせ冬山だとまともに動かないだろうしなぁ。
本体やレンズが-10℃対応とか謳っていたとしても、-13℃ぐらいで調子悪くなった場合はメーカーは何もしてくれないぞ! 小さいバッテリーほど低温下ですぐ駄目になるぞ!
一時はマイクロフォーサーズのレンズ全部売っぱらってキャノンと富士フイルムの2マウントでやっていこうと考えたこともありました。(普通に考えてそれで十分)
雨の日に真っ先に持ち出すのはマイクロフォーサーズ(OM-D)だし、沢登りとかでずぶ濡れになっても一番壊れなさそうなカメラはマイクロフォーサーズ(OM-D)だし、キノコ撮影で一番使いやすいカメラはマイクロフォーサーズだし(ボケ量が少なくて寄れるのが良い)。
明るくて画質がキレイで寄れるし軽いOLYMPUS 12-40mm F2.8、とりあえずこれ一本でなんとかなる最強の便利ズームOLYMPUS 12-100mm F4、期待を込めて買ったけどあまり使えていないLeica SUMMILUX 9mm F1.7とか、魅力的なレンズを手放したくはなかったです。
いろいろ考えた結果、マイクロフォーサーズはそれはそれで魅力のある規格ではあるので、やっぱり手放すのはもったいないと感じ、とりあえず今安くなってて冬山とかでも安心して使えそうなE-M1 Mark3を中古で買った次第でございます。
どうせすぐどっかにぶつけて傷だらけになるし、ピカピカの新品じゃなくてもいいやみたいな感じで中古市場を見て回りました。自分の身体でさえ大切に扱えないのに、カメラを大切に扱うことができないのです。多少使用感があったとしても、すぐそれ以上にボロボロにする自信があります。新品で買うよりもそれなりにお安めな品をゲットしました。
マイクロフォーサーズというかOM SYSTEM、いつまで続けられるのか行く末に不安を感じていないわけではないので、あまり高額な投資をしたくないというのも本音です。
というわけで、我が家にやってきたOM-D E-M1 Mark3。
登場してからある程度年数の経っているカメラではあるし、後継機のOM-1も出ているし、今更「これいいよ!」みたいなレビュー記事を書くつもりはあまりないです。
今後の記事でアスペクト比4:3の写真が登場したら、OM-D E-M1 Mark3で撮ったんだなぐらいに思ってください。
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