登山のデメリット、教えます!

登山は美しい自然に触れ合え、健康的で素晴らしいスポーツと思われがち。

ただし、山という世界にどっぷりと浸かっていくにつれ、様々な弊害が発生してしまいます。

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今回の記事では、山に大ハマりした人間に起こりうるデメリットについて説明していきたいと思います。

この記事にあまり共感できなかったあなたは、自然と社会の間でバランスよく生活できていると思うので、そのままでお過ごしください。

 

登山にハマると発生する様々な弊害について

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観光に行くぐらいなら山に登る

山にハマりすぎると、山に行きたすぎて普通の観光に対する興味が薄くなってしまいます。

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人でごった返す有名観光地は、悪くはないのけどなんとなく息が詰まりそうだと感じてしまうことも…

山の開放感や、街では見られない絶景を知ってしまうと、その世界から戻ってこれなくなる人も存在します。

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会社務めをしていると、休みの日は限られてしまいます。

「限られた貴重な休日で、のんびり観光なんかしてられっか!山行くぞ、山っ!」

といった具合に、旅行・観光には行かなくなり、山に向かうようになってしまいがち。

山の世界にどっぷり浸かった人は、そのうちに「下界は息が詰まる」とか、「山に充電に行かなきゃ」とか言い出し、まるで何かの依存症のように、山へと向かうようなってしまいます。

同じ会社の同僚からは、「山ばかり行っている変な人」とういうレッテルを貼られ、変な目で見られてしまう可能性もありです。

 

なんだか常に黒い

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山の紫外線は下界よりも強力です。肌を晒しているとすごく日に焼けます

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日焼け止めを塗っていても、汗で流れてしまったり、塗り直しを忘れてしまったり、やっぱり日には焼けてしまいます。

 

夏山だけ登っている場合は、基本的に夏しか日に焼ける機会はありませんが…

山にハマり、そのうち冬山にも登るようになってしまうと、常に黒々とした肌になってしまいます。

冬山の紫外線は夏ほどではないですが、日光が雪に反射して強烈な照り返しを浴びることになるので、露出している肌の部分がどうしても焼けてしまいます。

オールシーズン山で遊んでいる人は、(日に)焼けない時期がないのです。

 

アウトドアウェアがオシャレだと思ってしまう

「街用の服ってさ、全然機能的じゃないのになんであんなもの着なくちゃいけないの?」

なんて考えだしたらあなたはもう末期の登山者です。

昔は山以外で山用のウェアを着ていくことに抵抗のあったディーアイは、今では通勤するときも、街へ買い物へ行くときも、実家に帰るときにも常に山用のウェアを着ています

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機能性を追求したアウトドアウェアこそが、シンプルでムダがなく、オシャレであるように感じてしまうようになってしまったら、あなたはもう山の人。

 

あ~、街用の服なんて何年も買ってねぇ…

山用の服を買えば、山でも街でも着れるからまぁいいか。

という具合になってしまいがちですね。

 

職場の同僚に、「これからどこ行くんですか!?」と突っ込まれることもあります。

普通の感覚では、山に行くわけでもないのに山用の服を着るのはおかしいことらしいですが、もうそのへんの感覚が麻痺しちゃってるのでよくわかりませ~ん。

 

それまでの友人と話が合わなくなる

「お前…山の話しかしねぇな」

と、山にあまり興味のない友人から呆れられてしまうことがあります。

話す話題は基本的に山に関連する内容ばっか。

そんな話題しか興味がなくなり、話せなくなってしまうと、それまでいた友人たちとは少しずつ疎遠になってしまいがち…

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山友ができなければ、一人で山に行くしかない…

場合によっては孤独コースまっしぐらな状況になってしまうこともあります。

それでも山は楽しいから良い!と、一人をエンジョイしてしまうのもアリです。

 

不潔マンになる

山では、水は限られています。特に高い山の稜線上では水は貴重です。

「ご飯の前には手を洗いましょう。トイレの後には手を洗いましょう」など、幼稚園児でも習うようなことが、山では実施不可能になるのです。

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山でウンコしても、手が洗えないという状況が普通に出てきます。

で、その手で行動食とか食べちゃう

初心者は抵抗があるかも知れませんが、そのうちに気にならなくなります。

 

何日もかけて山の中を縦走すれば、山に入っている日数だけ風呂に入れないのも普通です。

これも初心者の方は「お風呂に入れないなんて考えられない!」と思うかも知れませんが、慣れれば別になんの問題もありません。

 

そんな話を山に登らない人の前で普通にしちゃうと「○○菌」とか言われかねないので注意です。

 

山に関する出費を惜しまなくなる

登山、金かかります。

 

登山用ウェアは高機能な専門用品なのでそこそこのお値段がしますし、ザック(リュックサック)や登山靴なども本格的なものを買おうとすれば数万は飛んでいきます。

加えて、登山口までのアプローチや運動中・後の食費などもばかになりません。

山にハマってレベルアップし、できることが多くなってくると登山のバリエーションも増えてきます。冬山、沢登り、クライミング、トレランなどにも手を出してしまうと…専門の道具が必要となるので、出費はどんどん増える一方

更に高性能な道具が欲しくなったり、ヘビーユース過ぎて道具が壊れて買い直したりで、必要な物、欲しい物が尽きることはありません

「お金かかるけど、山のためならまぁいいか」と、ガンガン出費してしまうので、お金がなかなか貯まらず趣味貧乏になってしまうことがあります。

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仕事を辞めてしまう人も…

これは友人の話。

ミュージシャンとして有名で、成功を収めている人がいたのですが…山にドハマりして、音楽業界から山岳ガイドに転身を遂げました。

収入は以前と比べれば激減したらしいですが、山に関連した仕事をしながら生活ができるということなので、毎日楽しそうにやっています。

 

会社務めをしていると、仕事中は外がどれだけ晴れいていても山に行けないので、晴れ渡った空を外を眺めてはウズウズしてストレスが溜まってしまいます。

加えて日本では、長期の休暇を取ることが難しく、海外への遠征登山を気軽に行えないのも悲しいです。

 

一度きりしかない人生だから、後悔を残したくないと思って、山のために仕事をやめてしまう人も中には存在します。

自由になった身で、スイス・フランス・イタリアでアルプスの山々を巡ったり、エクアドルに行ったり…。

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今は長野で仕事の合間に山に行く生活をしていますが、長期で海外の山へまた登りに行きたいですね。

そうすると、今の仕事も辞めないといけなくなるかも…

 

 

 

 

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