以前に山での食事についての記事を書いた気もしますが…
月日が経つと色々変わるもので、昔と今とじゃ山に持っていく飲食物は多少変わったりもしました。
今回記事では、2021年現在、私が日帰りの山で食べてるものについてつらつらと綴ることにしてみました。
私の場合、基本的に日帰り登山(あるいはクライミング)での食事は、時間をあまりかけずにササッと食べることがほとんどです。写真栄えする「ザ・山ごはん」みたいな凝った料理をその場で作ることはほぼありません。
手軽に食べられるものを好んで山に持っていくのですが、そんな自分が最近よく食べているものを紹介していきます。
日帰り登山/クライミングでの飲食物
自家製おにぎり
自作おにぎりは、お好みによってバリエーション無限大。山に行く度コンビニ食で、コンビニおにぎり食い過ぎて食べ飽きた方々にもオススメ。
起床時間に合わせて炊飯器のタイマーをセットしておけば、作るのにそれほど時間はかかりません。コンビニおにぎりも悪くないですが、炊きたてご飯で作った自家製おにぎりには敵いません。本当に忙しい時にはコンビニで事を済ませてしまうこともありますが…。
シャケやふりかけ等の味付けの他、山菜のシーズン中には山で採れたコシアブラとか山椒のちりめんとかを入れたりすると美味い。夏〜秋にかけては、山で採ってきたきのこの炊き込みご飯にして、おにぎりを作る場合もあります。
おにぎり用にカットされた海苔を持っていくこともあります。妻は味付け海苔派だけど、私は普通の海苔がベタつかなくて好き。
皆様のお墨付きラーメン
日清食品の『カップヌードル』がカップ麺界の頂点に立つ製品だと個人的には思っています。なのですが、他社製品と比べてちょっとだけお値段が高いのが難点。
カップヌードルの魅力は、チマチマと手間が掛かってゴミが増える別包のかやくや調味油がないところ。お湯を注いで3分で食べられるシンプルさが、山遊びの合間にサッと食べるのにはに良いのです。
日進のカップヌードルの代替品として、大手スーパーマーケットの西友(SEIYU)で売っているプライベートブランドのカップ麺、『皆様のお墨付き』シリーズが最近のお気に入りです。
カップヌードルみたいに、小袋入りスープの素みたいな面倒くさい付属品は無く、お湯を注いで待つだけで食べられる手軽さが素敵。
お墨付きカップ麺がカップヌードルに勝る点は、100円以下で買えるというコスパの高さ。味も定番の醤油味、カレー、シーフードの他に、うどんやそば、限定フレーバーなど選択肢も豊富です。
名店の味とか御託を並べず、安いカップ麺ですけど何か?みたいな潔いシンプルさが好きです。
無印のミニラーメン
無印良品の袋入りミニラーメン。チキン味で12個入りのやつ。最近は4つ入りになってました。
マグカップにサーモスのお湯を注げばすぐ食べられます。
わざわざお湯を沸かして調理までしたくない。でもちょっと温かいものが欲しい…といった場合にあると便利なマグカップ用のラーメン。
砕けば酒のツマミにもなる点もまた良いです。
たらみのゼリー
好きなゼリーのメーカーは『たらみ』。カップ入りゼリーを買うならたらみ一択。
カップ入りのフルーツゼリーはちょっとだけ値段が高い。そしてちょっと重い。食べるのにスプーンが必要。おまけにカップのゴミが地味に場所を取る…と非常に細かいデメリットはあるものの、たらみのフルーツゼリーは非常に美味いのです。
実用面を考えると、サッと摂取できてゴミがコンパクトになる、inゼリー(旧ウィダーinゼリー)に代表される、パウチ入りのゼリーが山では圧倒的に便利なんです。が、効率だけでは人は幸せになれないものです。
たらみゼリーの魅力は、他社製品の追従を許さぬプルプル感!コンビニとかでよく隣り合って置いてあるマ○ハニ○ロ製より、個人的には圧倒的にたらみ派。たらみゼリー激推し。プルプル。
ゴロゴロ入った果物の甘味と酸味!山で食べる果物はなぜこうも美味いのでしょうか。
謎の海外製グミ
カルディとかに売っている外国のグミが好きで、売ってるのを見かけるとついつい買ってしまいます。結構ボリュームと言うか食べごたえのある製品が多いので、登山の行動食に愛用しています。
麦茶
ちょっと前まではポカリスエットとか、アミノバイタルウォーターとか、BCAAの粉末とかをナルゲンボトルに入れていました。そんな時代もありました。
なぜか突然、スポーツ飲料が甘ったるく感じるようになってしまい、どうも気が進まなくなってしまいました。脱水予防とかウンタラカンタラで、水を飲まなきゃいけない。スポーツドリンクは汗で失われる電解質やらを補給しているので最適。そんなことは分かっているけど、ぬるいスポーツドリンクとかあんまり美味くないからどうも積極的に飲む気になれない…。
最近は、山に持っていく飲み物は鶴瓶の麦茶(正確には伊藤園のむぎ茶)。スッキリしていて飲みやすいです。
ナルゲンボトルに水を入れるついでに、麦茶のパックを投入しています。
1Lのボトルにに麦茶パックひとつを入れてしばらく置いておくと、最後の方はダシ(?)が出すぎて結構濃い味になってしまいます。飲みながら薄められるように薄め用の水も持っていくのが最近つけた知恵。
寒い時期、バーナーとクッカーがあれば温めて飲むこともできます。寒い屋外で飲む温かいお茶はうまい!
昔は重量対カロリーの効率が良いものとか、この飲食物はこういう栄養素が含まれているから良いとか、小難しい理屈を元に山での飲食物を選んでいました。
最近は肩の力が抜けたのか、年取って味覚が変わったのかは知りませんが、食事を含めて山にいる時間をより楽しめるような選択をしているのかな、と感じています。
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