冬の木曽駒ヶ岳を木曽方面から登る【前編】

過去の登山記録 2016.1.27-1.28

 

上松Aコースから、1泊2日で木曽駒ヶ岳に登ってきました。

木曽駒ヶ岳というと、ロープウェイで千畳敷まで上がれるので、入山者も比較的多く、積雪期の日本アルプスの中では初心者向けに位置付けられています。

しかし、人気の千畳敷ルートとは違い、上松からのルートは行程も長く、入山者も少ないために、状況によってはラッセルになる可能性も高く、ある程度の経験や体力が必要となります。

木曽駒というと人が多く賑やかな山という印象がありましたが、木曽方面から入った今回の山行では、他の誰とも会うことはなく、静かな登山が楽しめました。

 

 1月27日

f:id:di82:20180103231744j:plain6:46 アルプス山荘すぐ上の上松Aコース登山口に車を停め、出発。

 

f:id:di82:20180103231915j:plain7:18 敬神の滝小屋から山道らしい感じに。全然期待していなかった先行者のトレースあり。

使えるものはありがたく使わせてもらいます。

 

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9:30 傾斜はそこまで強くなく、しばらくは単調な登りが続きます。

 

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9:38 五合目の金懸小屋。避難小屋です。中を覗いてみると・・・

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思ったよりもキレイ! 積極的に使ってみたい感じです。登山口から近すぎて、使いどころに微妙に悩む位置ですが・・・。

 

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10:45 金懸小屋を過ぎると、時々宝剣が見えるように。千畳敷から見る姿とはまた違った印象。

 

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11:41 七合目。トレースを使わせてもらっているので、ラッセルを思えば楽なのですが・・・やはり冬山のテン泊装備を担いでいるので疲れます。

 

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12:46 雄大な山々に癒され、「もっと進むとどんな景色が見れるんだろう」という気持ちをモチベーションにして進みます。

 

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13:23 八合目。テントを張るのに最適なスペースあり。今日中に登頂するつもりはないので、そろそろ泊まりの準備をしたい。でも、もう少し見晴らしのいいところで。

 

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13:28 素晴らしい展望が望めそうな場所でテントを張ることに決めました。風はそんなに強くなかったですが、夜中にもし強風が吹いた時にことを考え、小雪庇を切り崩して風下にテントサイトを作成することに。

 

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14:04 テント設営完了。 

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 別アングルから。

 

テントを張ったあとは、のんびり景色を眺めたり、雪を溶かして飲料水を作ったり、昼寝をしたりして過ごしました。

 

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16:51 昼寝から目覚めて、外の景色を眺めると、そこには絶景が。

 

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17:02 白い山が夕暮れ色に染まっていきます。木曽前岳方面。

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17:02 夕暮れの宝剣岳。

 

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17:09 素晴らしい一日も終わり。

心地よい疲労感とともに眠りにつきました。 

 

 

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