【5.11a~b】小川山の楽しいクライミングルート

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個人的に選んだ、小川山にあるグレード5.11a~bのルート集です。

 

長野県の川上村にある、廻り目平周辺の岩場(通称:小川山)。そこには、初心者から上級者まで楽しめる、数多くのクライミングルートが開拓されています。

上達が遅くよく落ちるクライマーである、当ブログの作者が、小川山で登ったルートの中で印象深かったり、楽しかったものを一般クライマー目線でピックアップしてみました。

 

【小川山】5.11a~bのクライミングルート集 

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水曜日のシンデレラ(スラブ状岩壁)

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5.11a

バリエーション豊かな内容で、いろいろなムーブが出てきます。著明な大ハングを左側から回り込むように登っていきます。最初のボルトが遠いので、その前にひとつNPを噛ませると安心。

フェースを登った先に出てくる後半パートは初見で「マジかよ…」の言葉が漏れました。ちょっと大変な回収も含め、最後の最後まで楽しめました。回収はリード&フォローが楽か。

 

メルトダウンダイレクト(屋根岩3峰)

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5.11b

スケールのある緩傾斜のフェース。

核心部では小川山物語が凶悪になったような、豆のような粒ホールドを繋げて登ることになります。粒を踏んで立ち上がる度胸が大事。ルート全体を通してバランス系、パワーはあまり使わない。バランス系の長いルートが好きな人におすすめ。

ルート長が40mほどあるので、60mロープでも一度でロワーダウン不可。下降時の結び替え用のラペルステーションが中間部にあります。最初のスラブ状のところを登りきった先で一旦ピッチを切り、2Pで登ることも可。

 

PTA(屋根岩2峰)

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5.11b

最初はフレアしたクラックを使いながらスラブを登り、その後はどこに乗ったらいいのか判別し難いにツルツルスラブに突入。大きなポケットのようなガバがつかめたら実質終了です。

2本目のクリップでたぐり落ちするとグランドフォールのリスクがある。クリップ前に安定した姿勢にもっていきたい。

小川山では珍しく、簡単にトップロープが張れるのでじっくり練習できます。

 

スラブの逆襲(ソラマメ下部スラブ)

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5.11b

自分にとって初5.11台の記念すべきルート。自分が良い思いをしたルートは良いルート。

数手のムーブが核心で、そこまでパワーは不要。思いきりが大切。バランスが肝心でそんなに体力を使うようなルートでもないので、じっくりトライを重ねてRPを狙いやすい。

 

屋根の上のバイオリン弾き(弟岩)

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5.11b

小川山では珍しい?ハングを越えていくタイプのルート。

初っ端なから気の抜けないトラバース、大胆かつ繊細な動きが必要な2番目のハング越しなど、印象的なムーブがいくつか出てきます。

ボルトに関しては(?)というのがあったり、終了点が何気にボロかったりするのはご愛嬌。

 

ノーダウト(サイコロ岩)

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5.11a

廻り目平入り口から、沢を挟んだ尾根の上に鎮座して見える奇岩・サイコロ岩。一際目立つ四角い岩の上に、最も容易に立てるのがこのルート。

岩のてっぺんまでは短くて濃密されたムーブをこなす必要あり。

浅いクラックの使い方が肝。終了点直前のクラックはナチュプロが決められそうですが、ここまでリードできたのなら、上部にカムが決められなくてもまず落ちないでしょう。

 

自然薯(たぬき岩)

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5.11a/b

遠目だと傾斜は寝て見え、一見カンタンそうに見えるのですが、実際に取り付いてみると思った以上に傾斜があるという不思議。パッと見ではガバばっかりに見えるホールドの持ち感も、5.11なりです。最初のボルトが遠い以外は、難しいムーブの前後にちゃんとクリップできて安心。程よくテクニカルな好ルート。

微妙にアプローチが遠いたぬき岩という場所にあり、近くに優しいウォーミングアップ用ルートがあまりないのが残念。

 

終了点で逢いましょう(ゴジラ岩)

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5.11b

ゴジラ岩の頭の部分。火星人あたりから周り込んだ先にある、非常に快適なテラスから始まるトラバース核心のルート。

岩のてっぺんにあるので、終了点から眺めが良い。

欠点は駐車場からかなり遠いので、たどり着くのが大変なこと。

 

BUN2(リバーサイド)

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5.11b

リバーサイドの上部。苔っぽくて薄暗いリバーサイド(下部)とは岩質もルートの性質も全く異なる印象です。駐車場から割と近いのに、リバーサイド=苔っぽいというイメージからか、長らく訪れることはなかったですが、周辺のルートを含めてなかなかに好印象な場所でした。

クラックに沿いながらS字を書くように登っていく個性派ルート。核心は1ピン目を取ってから、薄いハングを越えるまで。最後も最後まで気を抜けない、楽しいライン。

 

 

 

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