八ヶ岳近辺を運転する、県外のドライバーの参考になればと思って書きました。
登山口まで、車を運転してやって来る人は多いですね。週末となれば、人気登山口の駐車場は車でいっぱいなることもしばしば。
便利なマイカーでのアプローチですが、登山前後の運転で交通事故を起こしてしまうと、楽しい思い出も台無しになってしまいます。なので、安全運転は大切。
自分自身が気をつけながら運転するのはもちろんのこと、周囲のドライバーの運転傾向について知っておくことが、更なる安全運転に繋がります。
八ヶ岳近辺を走っている地元車両の多くが【諏訪】と書かれたナンバープレートを掲げています。
【諏訪】ナンバー車両のドライバーがどのような運転傾向なのか知っておくことで、安全運転に繋がるのではないかと考えました。
この記事が安全運転の一助になるようなら幸いです。
【諏訪ナンバー】長野県民の運転傾向
はじめに
ディーアイは数年前に長野県の諏訪地域に移住していますが、元々は岐阜県民。愛知県との県境に近いところ出身です。
先日久しぶりにに実家に帰ったら、実家周囲のドライバーの荒い運転を目の当たりにして、「あぁ、地元に帰ってきたんだなぁ」と再確認しました。
そういえば長野県に引っ越してきた当初は、地元とは違う運転傾向に少々戸惑いを覚えたものです。
運転傾向に地域差があるということを、改めて実感したものです。
※今回の記事では、長野県民【諏訪】ナンバーの運転傾向について書いていきますが、基本的に山のブログ『のぼるひと』の作者であるディーアイの主観です。
比較対象は、ディーアイの出身である愛知県境に近い【岐阜】ナンバーや、【名古屋】ナンバーあたりとなります。
運転傾向にはナンバープレートに表示さているの地域だけで決まるものではなく、運転者ごとに異なります。今回の記事で書かれている【諏訪】ナンバーの運転傾向が、全ての運転者に当てはまるものではないということを予めご理解ください。
速度はあまり出さない
諏訪地域を運転していると、そんなに皆さん速度を出してカッ飛ばさないという印象があります。
煽り運転もされた記憶がないですし、急加速するような人も比較的少ないように感じます。全体的にゆったりとした運転をしているような気がします。
地域の高齢化率が高いのも、ゆったり運転が多いことに影響があるかもしれませんね。
山麓の道は信号機も少ないですし、マイペースで運転できる場面も多いせいか、セカセカと運転している人は、ディーアイの地元と比べると少ないです。
走行車線と追い越し車線を行ったり来たりして、前の車を避けながらガンガン先に行こうとする人もあまりいない…というか、諏訪地域自体に2車線区間が少ないので、追い越しに躍起になる場面があまりないのかも。
歩行者に道を譲る
これは歩行者目線の話ですが、信号のない横断歩道で立ち止まっていると、結構な割合で車が歩行者のために止まってくれます。
ディーアイの地元では、横断歩道で待っている歩行者がいても無視されていることが多かっただけに、この点は結構新鮮でした。
速度は出さないし、歩行者のために車が止まってくれるしで、ゆとりのある運転をしている人が多いようですね。
ちなみに県外ナンバーが多い土日祝日では、横断歩道での待ち時間が長くなります。
合流待ちで入れてくれる
運転時、細い道路から大きな道路に合流するときなど、優先権がないのに入れてくれることがあります。
また、上図のような条件で、車が途切れるのを待っている時、わざわざ止まって入れてくれるドライバーも多いです。
突然脇から出てくる
さて、ここからが本題。長野県、諏訪地域で運転する際の注意点。
速度を出さない、待っていると車が止まってくれるなど、ゆとりある運転者の多い長野県諏訪地域ですが、それ故に気をつけなければならないことがあります。
譲り慣れしているドライバーは、同時に譲られ慣れしているわけです。
譲られること前提で、脇からスッと出てくる車が結構多いのです。こっちが優先車線なのに、ブレーキを掛けないとぶつかってしまうような出方をしてくるドライバーがいます。ウチの地元じゃクラクションものの合流を平気でやってくるのです。
「長野県民の車は突然出てくるので結構怖い」というのが、諏訪地域に移住してみて感じた第一印象でした。
ある程度こちら(長野県・諏訪地域)の運転傾向が分かってくると、「譲られること前提で出てくる車がいるから、いつでも譲れるように速度を出さずに行こう」という具合に心構えができるので、「長野県民の車は突然出てきて怖い」とは思わなくなりました。
まとめ
ウチの地元では結構殺伐とした運転傾向ですが、長野県の諏訪地域では全体的にゆとりある運転者が多い印象です。
自動車事故を防ぐためには、周囲の運転の流れを読むことはとても大切であると思うので、地域ごとの運転傾向を知っておくと安全運転に役立ちます。
長野県のゆとりある(故に譲られることを前提とした運転が成立する)運転についてある程度事前の知識があれば、いきなり脇から出てくる車にヒヤヒヤしたり、イチイチ腹を立てたりしなくて済むかもしれません。
こちらの記事もどうぞ