山のブログ『のぼるひと』の作者、ディーアイの夏山装備(日帰り)を公開します。
自分は主に(特に夏は)、日本アルプスの森林限界を超える山を登っています(高いところの方が涼しいので…)。
標高2500mを超えるような山を、日帰りで登る時の装備です。
ディーアイの日帰り夏山装備 【無雪期登山】
登山用ザック:夏山の日帰りでは主に、オスプレーのミュータント28を愛用。
これからその中身を公開します。
ザックの中身
こうして見ると、黒っぽいものが多いですね…
どんな時でも、レインウェアと防寒着は持参しています。
レインウェアは、ブラックダイヤモンドのストレッチ性のあるものを使用。細身で強風の時にバタバタせず、軽くて動きやすくて気にいっています。ゴアテックスでないのが、購入前には少し不安でしたが、防水性・透湿性共に概ね問題なしです。
フリースは好日山荘でセールになっていたもの。薄手で保温性そこそこのタイプが使い勝手良いです。
その他に、パタゴニアのR1フリースと気分で使い分けています。
山の上では麓よりも気温が低く、風が強いと寒いことも多いので、防寒着は常に持っていっています。使わないこともありますが、もしもの時にも必要となるので、外せません。
レインウェアはファイントラックのストレッチ性のあるものを使用。評判が良いので試しに買ってみましたが、快適です。今はこれ以外のレインパンツは考えられません。
レインカバーと、防水やその他色々を入れることができる万能アイテム・ゴミ袋。
ザックのポケットにいつも忍ばせてあります。
帽子、手袋などの小物類はこのスタッフサックに収納しています。
モンベルの防風性があるグローブ。夏はこれで十分です。
小さく丸めて、ズボンのポケットにも入れておけるサイズが魅力。
軽量でかさばらないフリースキャップとネックウォーマー。日帰りでも泊まりでも、常にザックに入れています。ちょっと寒い時に、こういった小物があると暖かさがだいぶ違ってきます。
万一ウンコを漏らした時のために、予備のパンツも持参。一度ちびりそうになって以来お守り代わりに持っています。
登山用タオルは色々試しましたが、個人的にはSEA TO SUMMITのDrylite Micro Towelがベスト。ヨーロッパに1ヶ月半行った時も、これ一枚でなんとかなりました。
水分は最低1リットルは持参。
ルート内の水場の有無や、行動予定時間によって、持っていく水の量(ボトルの本数)をプラスしています。
行動食について
雨蓋の中身
雨蓋の中には使用頻度の高い小物を入れています。
ティッシュとティッシュ入れ。
日焼け止め。日焼け止め効果が高く、耐水性のあるものをチョイス。
唇焼け防止のために、UVカット効果のあるリップも持っていきます。
夏山の強烈な日差しから目を保護するためのサングラス。オークーリーのものを愛用。
装着の際の違和感もなく、ズレないので快適。デザインも好きです。
ヘッドライトはブラックダイヤモンド社のストームがお気に入り。高い防水性があり、雨でも安心。350ルーメンでナイトハイクもヘッチャラ。
乾電池式なので、エネループを使っています。山行の前に充電しておけば、途中で電池切れの可能性を低く抑えることができます。
暗い場所や、雪の上に落としてもすぐに見つけられるように赤色を選択。
コンパスはミラー付きを愛用。手鏡代わりにも使えて便利です。
非常用品
めったに使うことがないですが、非常用品も常に持っていきます。
足元(靴)
日帰りの場合は、多くの場合で軽快に行動できるトレイルランニング用のシューズを愛用しています。(走るわけではない)
トレランシューズは防水性がないものが好きです。ゴアテックス等使用しているものは、中が濡れてしまうと乾きにくいので…
防水性皆無のトレランシューズの場合、水がかかると一瞬で中の靴下まで滲みてきてしまうのが欠点です。が、夏場では別に濡れても凍傷で足指切断~とかならないので(多少不快な程度)、防水性が無くとも気にしていません。
一応ライトアルパインブーツも所有しています。こちらは岩稜帯の縦走や、テント泊などをする時に使用。
行く場所と目的に応じて、靴を使い分けています。
カメラ
登山に使うカメラは、CanonのEOS 6D(フルサイズセンサー搭載)と、OLYMPUSのOM-D E-M5 Mark II(マイクロフォーサーズ)を使用。
目的地、行程、写真撮影がメインなのか、登山がメインなのかなど、条件によって持っていくカメラ、レンズを選択しています。
爽快な夏山で素晴らしい登山を!
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