今回は私が持っている山道具(登山・クライミング用のウェア、ギア)の中から、万人に自信を持ってオススメするわけじゃないけど…なにかと気に入っているものをご紹介していきます。
- のぼるひと・お気に入り山道具を紹介
- スマートウール メリノスポーツ150ティー
- モンチュラ ヴァーテックスパンツ
- ブラックダイヤモンド ドグマパンツ
- パタゴニア ナノパフフーディ
- ペルアドラ クライミングソックス
- カシオ F-91W
- ブラックダイヤモンド ポジトロンカラビナ
- ニーモ ギャラクシーストーム
- セリアの銀マット
- ビクトリノックス クライマー(トラベラー)
- DUG 焚火缶
- アークテリクス アラキス アプローチシューズ
- マムートロープ インフニティ
- スポルティバ オタキ
- モンベル トレールアクショングローブ
- オークリー フラックジャケット2.0
- MSR 断熱マグ
- パタゴニア クラッグスミスパック45L
- ジップロック フリーザーパック
- ニチバン バトルウィン テーピングテープ
- OLYMPUS M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6
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のぼるひと・お気に入り山道具を紹介
スマートウール メリノスポーツ150ティー
メリノウールのベースレイヤーは、快適なんだけれども、値段が高いし適当に保管していると虫に食われたりするのでちょっと気を使います。
この製品は化繊(ポリエステル)とウールが半々ぐらいの割合で出来ているので、結構使い勝手が良いです。メリノウール100%の製品よりも値段が安いのが嬉しい。
探せば性能面でもっと優れた製品はあるのかも知れませんが、メリノ100%比で手頃な価格なのと、着心地、速乾性、防臭性なども良くて十分に満足しています。自分にとっての主力ベースレイヤー。
アメリカ人比チビガリの自分でもフィットするXSサイズのラインナップがあるのも嬉しい。
色違いで2着所有。
モンチュラ ヴァーテックスパンツ
ラッ◯ーでセールになっていたので買った厚手のソフトシェルパンツ。細身で動きやすく、風でバタつくこともない。
ハードシェルと比較して、ソフトシェルは素材にしなりがあるので、アイゼン爪がひっかかりにくい。
厳冬季など、最高気温が氷点下を下回るような環境では股ラッセルでも水が滲みてきたことはないです。ベタ雪ではさすがに濡れる。
個人的に、冬パンツはソフトシェル派。気に入ったので同じものをリピ買いしました。
ブラックダイヤモンド ドグマパンツ
クライミング用の丈夫なコットンパンツ。私はクライミングでクラック(トラッド)ルートも登ります。
岩にガリガリ接する場面では、ウェアの強度も大事です。
ドグマパンツはタフな仕様のパンツですが、クライミングのムーブに対応する動きやすさも兼ね備えています。
綿製なうえに厚手なため、濡れると乾くまで時間がかかってしまうので登山には不向きですが…。
色違いで2着所有。
パタゴニア ナノパフフーディ
パタゴニアの化繊インシュレーションジャケット。コレより重量が3割ほど軽くて、保温力がほぼ同等のマイクロパフジャケットを買ったときに「これでナノパフの出番はなくなるかも…」と思いましたが、着る頻度こそ以前より減ったものの、今でもナノパフは現役です。
スペックオタク的には過去のウェアなのかもしれませんが、使って感じるのはその完成度の高さ。
雪も泥も血もチョークもついて散々汚しましたが、洗濯機にブチ込んでジャブジャブ洗えるメンテナンス性の高さも魅力。
20代の頃は、これとフリースジャケットで厳冬季の北アルプスとかでテント泊してましたが、最近は流石にきついかも…。
ペルアドラ クライミングソックス
靴下派のクライマーなので、薄手のクライミング用ソックスは必須。いろいろ使ってみて、これが一番しっくりきた製品。
履き心地よくて、丈夫で(ロックソックス比較)、着脱用のツマミが踵にあるのもちょっと便利。
左右別設計は履くのめんどくさそうなイメージあって避けていましたが、慣れれば大した問題なし。
今までに4足ぐらい買ってます。
カシオ F-91W
高度計とかコンパスとか要らないし、安くて軽いアウトドア時計が欲しいという自分のニーズにピッタリ。軽量でハードユースにも耐えられ、傷にも強い(傷ついても安いのであまり気にならない)。
時間を知りたいだけならこれで十分。スイスに行ったときも着用。
欠点は絶望的なまでのダサさ&安っぽい見た目。
ブラックダイヤモンド ポジトロンカラビナ
ブラックダイヤモンドのベーシックかつ安価なカラビナ。
大胆な肉抜きもされておらず、特別軽いわけではないです。エルゴノミックシェイプでもなく、フツーの形状。
至って普通のカラビナなのですが、何となく使いやすいです。安いのでラフに扱えるし、強度も十分で安心感があり、結果としてガシガシ使えるワークホース。
今は廃盤になって、BDのベーシックカラビナはホットフォージという製品にバージョンアップされています。
ニーモ ギャラクシーストーム
重さが3.2kgぐらい。一般的な山岳用のテントと比べたらヘビーです。嵩張ります。ステラリッジやエアライズとかと比べたら収納サイズもでかいし明らかに重い。
海外設計のテントなので中は広々。前室が二つあるのも便利で居住性も高い。重いというのは別の視点で見れば、素材が丈夫というメリットも。キャンプ用かとも思わせつつ、重心が低いので思ったよりも風に強い。
一人だと広さを持て余すので、二人用として使用。メジャーな製品より1~2kg重いですが、体力がそこそこあれば普通に担げる重量差。
セリアの銀マット
100均のセリアで売ってる1mmぐらいの厚さのマット。
大きさが180cm×100cmなので、ソロ用テントにジャストフィット。
単体使用はクッション性に問題あって不可ですが、意外と保温力を足してくれまあう。3シーズンマットと組み合わせれば、冬場の使用もOK(個人差あり)。
安いのでボロボロになったらすぐ買い換えられる。
ビクトリノックス クライマー(トラベラー)
買った当時は「トラベラー」という名前でしたが、現在は「クライマー」という名前で販売されています。
いろいろ使わない機能がゴチャゴチャ付いているモデルは重いので必要なし。
ハサミが付いているのがすごく便利。
ナイフも小さすぎず、山での調理に使えるサイズ。
缶切り、コルク抜きは当初使えなさそうに思いましたが、海外旅行で活躍しました。
必要な機能がほどよいバランスで付いているこのモデルを買って本当に良かったと思っています。
DUG 焚火缶
軽くて安いクッカー。名前の通り焚き火がよく似合う。
煤で汚れていますが、それが味になって良いです。
軽くて安くて普通に使える。それ以上何を求めましょうか。
アークテリクス アラキス アプローチシューズ
スリッパ風に踵を潰して履けますが、アプローチやビレイの時は足元しっかりさせておきたいので、意外と普通に履いていることの方が多い。
岩場のフリクションはバッチリですが、木の葉に覆われた道や泥っぽいトレイルなどでは、トレッキングシューズの方が歩きやすい。
半分タウンユースみたいな見た目ですが、2時間ぐらいの山道のアプローチでも普通にこれで履いていってしまいます。
数年間履いてボロボロになってしまったので今はもう廃棄してしまったのですが、アークテリクスはモノが良いので長持ちする印象です。
マムートロープ インフニティ
9.5mmのシングルロープ。小川山や瑞牆山のクライミングで使用するため60mの長さのものを購入。
某スポーツ店の人から「私が一番信頼しているロープです」と言われて購入を決意した製品。
他社のシングルロープをアレコレ使い比べた経験もないので最高に良いものかは不明。
ロープ操作とか、ロープを手繰る感覚とかは完全にこのロープで合わせているので、ここぞという時はこれじゃないと嫌だし、買い換える時も多分コレ。
今は名称が変わっているっぽい。
スポルティバ オタキ
クライミングシューズの定番、ミウラーを初めて履いたときには痛くて涙が出そうになりました。ミウラーは細かいフットホールドに立てる、素晴らしい靴です。
で、このオタキ。個人的に爪先の乗れる感覚はミウラーと同等。それでいて慣らしがミウラーほど痛くない!
2本ベルクロは着脱も楽。
細かい岩のフットホールドにバッチリ乗れる靴ですが、固すぎてインドアクライミング(ジム)には向かないかも。トゥフックは全然効かないし…。
モンベル トレールアクショングローブ
薄手のフリースグローブ。適度な保温力。表面がツルツルしているので雪がつきにくい。
夏の高山での保温用に、冬山の樹林帯アプローチでの使用に。オールシーズン使えます。
特別これといって特徴もないんですが、いろいろ買ってみてコレが一番しっくりきました。
欠点としては、耐久性がそんなに高くないところが挙げられます。ほぼシーズン毎に買い直しています。
オークリー フラックジャケット2.0
愛用のサングラス二代目。初代も良かったですが、2.0になって更にかけ心地が良くなりました。
他のスポーツ用サングラスは使ったことありませんが、不満が全くないため壊れたらまたオークリーのフラックジャケットを買う予定。
レンズ色は、見える色味をできるだけ変えたくないので 、オールラウンドに使えるライトグレーにしています。
MSR 断熱マグ
取っ手がなくザックに収納しやすい形状。しかし断熱といっても保温性は、サーモスと比べたらオマケ程度の機能しかなく、熱い飲料は時間と共に冷めていきます。なにが良いのか。
ある程度熱が逃げる分、熱い飲料を入れるとマグ自体がほんのり暖かくなるのが良いのです。決して熱すぎない温度。冬のテント泊ではそのお陰で、熱いコーヒーを飲みながら手が暖められるのです。
パタゴニア クラッグスミスパック45L
ショートルート/クラッグ用にデザインされたクライミングパック。
背面がガバッと開くので、ギアの出し入れがすごく快適。
背負心地も悪くないし、日帰りのロッククライミングに背負っていくザックの決定版だと思います。
ジップロック フリーザーパック
とりあえず小物入れの決定版。完全防水。安い。入手性が高い。
濡らしたくない小物の防水に。地図とかも入れています。
テント泊の食料として凍らせた肉類や、野菜などを持っていくのにも良い。行動食を入れたり。使い終わっても嵩張らない。
ボロくなったらゴミ袋として使用し役目を終える、最後まで便利なヤツ。
用途に合わせてサイズを替えたいので、S、M、Lと各サイズ揃えています。
ニチバン バトルウィン テーピングテープ
関節の固定に、壊れたものの応急処置に、アイデア次第で多用途に使えるテーピングテープ。
スポーツ用のテーピングテープはあれこれ使ってみましたが、ニチバンのものが個人的には一番しっくりきました。
医療現場でも使用されている信頼のニチバンブランドは、やはり安心感があります。
OLYMPUS M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6
軽い超広角レンズ。正直言って画質はそれなり。
岩壁を登る場合、不要な荷物は削る必要が出てくるので画質が良いけど重いフルサイズの一眼は邪魔なので、妥協案としてこの小さなレンズが登場します。
山の中では良いカメラ持ってるだけじゃ撮れない景色というのがあるので、絶壁系の写真が撮りたい場合はコイツの出番。
超強いクライマーとかならドでかいカメラ&レンズ担いで登っちゃうかもしれないですが…。
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